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【SISTER】彩吹真央さんからのメッセージが届きました!

 鈴木勝秀が2013年に姉妹の話として書き下ろしたリーディング公演『シスターズ』が、
今年、「姉」と「弟」の物語『シスター』として生まれ変わり、3月に大阪・サンケイホールブリーゼ、
5月に東京・CBGKシブゲキ!!にて上演され好評を博した。

 新たなスタートを切った『シスター』が、今回は博品館劇場にて上演される。挑むのは7組のペア。
静かな会話劇に耳と心を寄せるひととき。今度はどんな姉と弟の物語が繰り広げられるのだろうか。
出演者のひとり、彩吹真央に話を聞いた。

 

──本作の印象は。

 これぞスズカツ(鈴木の愛称)さんワールドですよね。初めて台本を読んだときは、どんどん先を読み進めたくなりました。そういうことだったのね!という発見にもあふれていて、読んでいて素直に楽しかったんです。作品のテーマ、キーワードとなるのは“死生観”になるかと思いますが、難しいのかなと構える必要はありません。姉と弟という関係だからこその何気ない会話で、重苦しい雰囲気でなく自然にそこに思いが至るような素敵な本です。また、合間に流れる音楽について、台本には秒単位で指示が書き込まれているんですよ。音楽にも造詣の深いスズカツさんですので、音楽が作りだす世界と本の世界の融合も楽しみです。そうやって作り上げられた骨格のしっかりとした作品なので、こうしてさまざまな組み合わせで上演されるのだと思います。会話の“間(ま)”もそうですが、音楽明けの入り方などにも各ペアの個性が出ると思います。

 

──朗読劇で表現するときに大切にされていることは。

 これまでにもスズカツさん演出の『100歳の少年と12通の手紙』などで朗読を経験させていただきましたが、あまり読み込んではいけないと思っています。演じきってはいけないというか。スズカツさんからも、予習したらダメと言われています。淡々としながらも、無感情ではないという塩梅が難しくもあり、楽しくもある。今は、私自身が初見で本を読み進めていたときの楽しさを新鮮にお伝えするために、作り込み過ぎずにお届けしようと考えています。
 ただ、今回は1人での朗読ではなく、読み手である2人は姉と弟になります。ふたりの間にある繋がり、絆はしっかりと感じていただきたいという役者としての欲もあって(笑)。私は橋本淳さんとペアを組みますが、ちゃんと橋本さんのお姉さんに見えたらいいなと思っています。

 

──橋本さんとは初共演とのことですが。

 先日、私が出演していた舞台を観にいらしたときにご挨拶し、直感的に“こんな弟がいたらいいな”と思いました。聞くところによると、お稽古もさらりと1回だけということですので、本番で橋本さんがどんなテンションで言葉を発するのかドキドキというのが本音です。でも、その緊張感も含めて、一度限りのセッションをお客様にも楽しんでいただければと思います。

 

──彩吹さんご自身はご兄弟はいらっしゃいますか。

 私は、4人兄弟の末っ子です。私にとって兄弟は独特の絆で結ばれていて、何があっても最終的には無条件で受け入れてくれる存在。そこをベースにすると、この作品での姉と弟の会話というのも自然に理解できます。同時に、ずっと末っ子で育ってきましたので、姉ってこんな感じなのかなと疑似体験できることは嬉しいです。姉を演じることにはすでにテンション高めです!

 

──素敵なお話をありがとうございます。全ての公演がその日、その時に生まれるオンリーワンな『シスター』になりそうですね。

 今回誕生する7組の「姉」と「弟」は、音月 桂・福士誠治(23日15時)、彩吹真央・橋本 淳(23日19時)、夢咲ねね・有澤樟太郎(24日14時、25日19時)、青木さやか・相葉裕樹(24日19時)、彩輝なお・今川碧海(25日14時)、渡辺えり・池田成志(26日15時)、中嶋朋子・平野 良(26日19時)。
 俳優としての出自も個性も年齢も色とりどり、それぞれのセッション、組み合わせの妙が味わえるだろう。公演は10月23日から博品館劇場にて。

aya220

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